Task
TaskはGNU Makeのようにシンプルで簡単に使えるタスクランナー・ビルドツールです。
Goで書かれているため、Taskはシングルバイナリで他の依存関係がありません。つまり、複雑なインストールセットアップがありません。
一度インストールしたら、シンプルなYAMLスキーマを利用して、Taskfile.yml
というファイルにビルドタスクを記述するだけでいいです。
Taskfile.yml
version: '3'
tasks:
hello:
cmds:
- echo 'Hello World from Task!'
silent: true
記述後はターミナル上でtask hello
と実行することでそのタスクが実行されます。
上記の例は始まりに過ぎません。 全てのスキーマやTaskの機能については、usageガイドを確認するといいでしょう。
機能紹介
- 簡単なインストール方法: シングルバイナリをダウンロードして、
$PATH
に追加するだけで完了です! またはHomebrew、Snapcraft、Scoopを使ってインストールすることができます。 - Clで使用可能: シンプルなコマンドでCIスクリプトに追加することでCIパイプラインでTaskを使うことができます。
- 真のクロスプラットフォーム: ほとんどのビルドツールはLinuxまたはmacOSだけで使用可能ですが、TaskはGoのシェルインタープリタを使うことでWindowsもサポートしています。
- コード生成に適している: 特定のファイル群が最後に実行されてから変更されていない場合(タイムスタンプや内容に基づき)、簡単にタスクの実行を防ぐことができます。